内田美希 1995年2月21日生まれ 群馬県明和町出身 170cm 63kg B型
■リオ五輪 派遣標準突破種目 400mフリーリレー 400mメドレーリレー
■スウィン館林 明和中学校 関東学園大付属高校 東洋大学経営学部
■担当コーチ 平井伯昌
■2歳年上の姉の影響を受け小学校1年の時に水泳を始める。
■ ~最後と決めた日本選手権~
「あー切れなかった。あとちょっとだ…」100m自由形決勝。電光時計板を数秒見つめたあと、内田は水をぬぐいながら顔をしかめて、背を向けた。
高校3年生で400mフリーリレーのメンバーとして出場したロンドン五輪の翌年から、100m自由形で個人種目の派遣標準記録を突破すると公言してきた。
しかし過去3年間は突破できず。今大会の準決勝後には「個人で突破したいと言って4年目になるので、本当に強い気持ちで臨む」といつにも増して固い決意を口にしていた。
だが、理由はそれだけでない。内田の中で、今回が最後の日本選手権と決めていたからだった。泣いても笑っても、これが派遣標準を突破する最後のチャンス。
だからこそ、何としても突破したかった。結果は53秒88。わずか0秒07届かなった。
フィニッシュ直後こそ落胆の表情を見せたものの、400mフリーリレー代表に決まったあとには、いつものサバサバとした語り口でこう語った。
「53秒台を初めて、やっと出せたし、日本記録も出せたのでうれしいです」
6歳年下のライバル池江璃花子にスタートから一度もトップを譲ることなく、0秒18差をつけて完全勝利したことについても「やっぱり勝って楽しいなと思いました」。そう語る表情は、どこか清々しさを感じさせた。
やり残した悔しさと勝利の楽しさを味わっても「区切りをつけてやってきたので」と今年が最後という決意は変わらぬ様子。
”区切り”を決めたからこそ、夏までより一層本気で一層本気で、そして全力でやり抜くつもりだ。
■外部リンク
2ヶ月半の遠征、始まりました〜。
昨日の夜に羽田を出発して、フランス、スペイン、そしてリオ。人生で一番濃い2ヶ月半になるはずです。
今はフランクフルトでトランジット。脚パンパン pic.twitter.com/iDn1KxpWxZ— 内田美希 (@21Mch) 2016年6月1日
本日も個別取材対応。昨日の男子400mFRメンバーに続き、本日は女子400mFR、女子800mFR、男子800mFRメンバーのフォトセッションも行われました! #Rio2016 #トビウオジャパン pic.twitter.com/GYBktUBsQE
— トビウオジャパン (@tobiuojapan) 2016年4月14日
レースの時は闘志メラメラの私たちだけど、普段は仲良しです。可愛いですりかこ。100のレース直前、同じタイミングで同じことをしてる2人の写真を姉が撮ってくれました笑 pic.twitter.com/jF8IJAsHUO
— 内田美希 (@21Mch) 2016年4月10日
女子100m自由形で53秒88の日本新で優勝した内田美希選手のコメント。惜しくも個人派遣標準は突破出来ませんでしたが400mフリーリレーでリオ五輪代表入りが内定し、50mで個人派遣標準突破を目指します。 #JAPANSWIM2016 pic.twitter.com/G8wZxfJmS0
— トビウオジャパン (@tobiuojapan) 2016年4月9日
100m自由形、日本新記録で優勝しました!!個人での派遣は0.07秒足りず切れなかったのですが、400mリレーでのリオ五輪内定しました。応援して下さった皆さん、ありがとうございました pic.twitter.com/hcdAPn6l2b
— 内田美希 (@21Mch) 2016年4月8日
死ぬ気で頑張ります。その一言だけです。見てて下さい。
— 内田美希 (@21Mch) 2016年4月7日