ヌスラ戦線に拘束、安田純平氏 現在の安否

テレビでお馴染みのフリージャーナリスト 安田純平氏がヌスラ戦線に拘束された。

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「忘れた頃に また起きる…」海外での日本人拉致拘束事件。中東情勢の貴重な映像や情報を我々 日本人に提供してくれていたフリージャーナリストの安田純平氏がイラクで過激派組織「ヌスラ戦線」に拉致拘束されてしまった模様です。

今回は安田純平氏の経歴やジャーナリストとしての これまでの功績、今後の展望を調べてみました。

■安田純平氏とは?

辟。鬘契convert_20160320031626・安田純平 やすだ じゅんぺい
・1974年3月16日 生まれ
・埼玉県入間市 出身
・埼玉県立川越高等学校卒
・一橋大学社会学部卒
・職業 フリージャーナリスト

■ 個人HP 電子版安田純平  ■ twitter

大学卒業後、1997年 信濃毎日新聞に入社し本社所属の記者として勤務していました。入社6年目の2003年、初めてアフガニスタンを訪れ その”惨状”を目の当たりにし衝撃を受けたそうです。

「戦火に苦しむ無抵抗な弱者、彼らの声を伝えるには新聞社所属の記者では
限界がある」と安田氏は信濃毎日新聞を退社しフリージャーナリストに転身しました。

■拉致拘束、過去にも…

24619_convert_20160320014646紛争地帯の取材がライフワークになっている安田氏、過去にも拉致拘束されながらも取材を敢行していました。

これらの事件は大きな議論を呼び「紛争地帯に自ら足を踏み入れた安田氏本人の責任」という見方もあり少なからずバッシングを浴びました。

1回目 2003年 イラク軍に拘束される
2回目 2003年 イラク警察に拘束される
3回目 2004年 バクダッドにおいて武装勢力に拉致拘束される

政府が「危険だから行くな」といっているのに、わざわざ出向いて拉致拘束された結果 国際問題に発展してしまう…安田氏の”ジャーナリズム”も理解できますが批判もあってしかるべきだと思います。

■2015年6月から シリアで拉致拘束

unnamed_convert_20160320014059さまざまな意見があります。何回もの拉致拘束事件にも懲りず、現在に至るまで紛争地帯での取材を行ってきた安田氏のジャーナリズムは「称賛」まではできませんが「評価」できるのではないかと思います。僕らは彼の撮った映像やレポートでしか その惨状を知ることが出来なかった訳ですから…

今回は、僕でさえ「あれ?最近あの人、テレビで見かけないな…」と ぼんやり思っていたら”安田氏、過激派に拉致拘束”のニュース、しかも去年の6月からとは驚きました。

■事件の概略

●2015年7月「安田氏が3週間以上、行方不明」と第一報

2015年6月23日、安田氏はトルコからの電話で親しい友人に、過去にも取材した経験があるシリアに入国する計画を語った。この友人は「安田氏がイスラム過激派によって身柄を拉致され拘束された可能性が高い」との見方をしました。

●2015年6月20日を最後にtwitter更新されず

「取材への妨害が洒落にならないレベルに…」 不穏な空気が安田氏を取り囲んでいたことが想像できます。この つぶやきを最後に消息不明となってしまいました。

●誰が「取材への妨害」を?

安田氏の取材を妨害し拉致拘束したのは過激派組織「アル=ヌスラ戦線」、通称 「ヌスラ戦線」で世界的にも非常に危険な組織として位置付けられています。

●拉致拘束の目的は?

ヌスラ戦線は安田さんを解放するのと引き換えに身代金を要求しているといわれており、現在 日本政府の対応に注目が集まっています。

ところが、安田さんと親しいフリージャーナリストの常岡 浩介氏によると「声明では身代金に触れているものの、安田さんの家族に具体的な要求は いまだ無く情報の出所も信憑性が無い」とのことです。

●映像は本物の安田氏?

安田氏と見られる男性が、インターネット上に投稿された動画で話した内容は以下の通りです。男性はすべて英語で話しました。

こんにちは。私はジュンペイ・ヤスダです。そして今日は3月16日、私の誕生日です。

彼らに自由に話しても良いと言われ、メッセージを送ることができます。

私は妻、父、母、きょうだいを愛しています。いつもあなたたちのことを考えています。あなたを抱きしめたい、あなたと話がしたい。しかしもうできない。私が言えることは、どうか体に気をつけてください。

42年間の私の人生は、おおむね良かったです。特にこの8年間は幸せでした。

私は、私の国に対して言わなくてはならないことがあります。

どこであれ暗い部屋に座り、痛みに苦しんでいても、そこには誰もいない。答える者も、反応する者もいない。目に見えないし、存在しない。気にかける者もいない。

※出典 朝日新聞デジタル

■YouTube 安田氏とみられる男性の映像

映像の男性が安田氏本人にであることは親族・仕事仲間も「間違いない」と証言していることから、彼がヌスラ戦線、またはそれに類する武装組織に拘束されている事は決定的だそうです。

●安田氏の安否は?

安田氏は果たして無事なのか?動画が最近の物なら まだ最悪の状況に至ってないと思われます。ただ、彼が拉致拘束されたとみられるのが2015年の6月です。あらかじめ録画されて板を映像を今になって公開したという見方もあります。

ただ専門家によると「”あらかじめ録画されていた映像を今になって公開”するメリットは皆無」という事で希望的観測ですが最近の撮影である可能性の方が高いと言われています。

様々な情報や憶測がありますが、今のところ安田氏の安否は不明です。

■安田氏の過激な政府批判

o0600077013522969082_convert_20160320015659安田氏は過去にイラクで拉致拘束された時、日本政府が多額の税金を投入し救出に尽力したにもかかわらず、帰国後に日本政府に感謝をするどころか、反日活動に見を投じたために、大変な批判を浴びてしまいました。

 

過去の過激な政府批判や度重なる拉致拘束… 安田氏への批判や風当たりは多少”強め”になってしまっています。ただ安田氏のようなジャーナリスト達が危険を冒し「混乱した中東情勢」「悲惨な紛争の現場」を知らせてくれているのは事実です。

僕としては”自己責任”という冷たい言葉で片付けないで、同じ日本人として無事の帰国を祈っています。そして ほとぼりが冷めたら、また紛争地で活躍して頂きたいと思ってます。

sh!!bash!





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