やって来ました、花粉の季節… 今年は従来の薬+「お灸」で乗り切って下さい!
■花粉症対策は お灸で代謝アップ
花粉の季節を快適に乗り切れるかどうかは、その年の冬の過ごし方にかかっている。夏どう過ごすかで冬の体調が変わってくるのと同じであるので早めの花粉症対策が大切。花粉に耐えうる代謝の良い身体を作りましょう!
■花粉症の東洋医学的考え方
東洋医学で注目するのは身体の「水分代謝」。関係ある※経絡は「脾・肺・腎」。アレルギーはその人の身体の状態によって症状が異なる。花粉症のひどい人は水分代謝の機能が弱ってる傾向にある。水分の代謝がうまく出来ないと粘液も粘液の粘度も十分でなくなる。
粘液がうまく働かない → 粘膜を守る力が弱まる → 花粉を含めた空気中の刺激物に身体が晒されやすくなる → 花粉症の症状が悪化する
※「経」は縦の流れ「絡」は横の流れの意》 漢方でツボの筋道。気血の循環系で12の臓腑に対応する12の正経と8の奇経があり、これに沿って経穴(ツボ)が配置されている。
■津液(しんえき)が重要
東洋医学では身体の水分(血液以外)を「津液」とう。この津液が停滞すると「浮腫み」、津液が足りないと「粘膜や皮膚の乾燥」として現れる。適度な量の津液が身体を巡る状態が望ましい。
◆津液を増やす
「津液」が増えるためには「陰」の性質の強い時間(夜間)の睡眠が大切。夜22時~深夜3時頃には熟睡している睡眠サイクルを!
◆津液の調整に効果的なツボ
●湧泉 ゆうせん
※足の裏にある「人」の字状の筋の交点の内側にできるくぼみ
泉が湧くとかいて「湧泉」元気の泉が湧くツボ。健康な津液を作り出す。身体がスッキリしない、だるい時もおススメ。
●合谷 ごうこく
※手の甲側で親指と人差し指の間にある骨の付け根部分から少し外側(指先の方向)
目のかゆみ、頭がスッキリしない時に効果あり
●照海 しょうかい
※足の内くるぶし親指幅1本分下
花粉症のツボとしてポピュラー
以上の3箇所に就寝前などに毎日、3~5壮のお灸を施してあげて下さい。「あちっ!!」と感じたら止め時です。
「花粉症のツボ」と言えば顔周り・頭周りも有名なツボがありますが今回は火を扱う「お灸」のお話、危険を伴いますので手・足のツボをご紹介させて頂きました。今からでも まだ間に合います!「お灸生活」始めてみて下さい。
sh!!bash!
「花粉症が お灸でラクになる眼からウロコな話」への2件のフィードバック