寒波もようやく去り、一気に暖かくなった…と同時に到来した「花粉の嵐」w
くしゃみ・鼻づまり・涙、つらい症状が出る花粉症。基本的な治療法は抗アレルギー剤の服用。これと併せて「日々の お灸」で花粉の季節を乗り切りましょう。
■2016年 スギ花粉の飛散予想とピーク時期
●関東地方
●花粉の飛び始め・・・2月中旬頃
●花粉のピーク・・・3月上旬~4月中旬頃
花粉の飛散開始時期は、例年よりもやや早めで、飛散量は例年並みの見込み。
●九州・中国・四国地方
●花粉の飛び始め・・・2月初旬頃
●花粉のピーク・・・3月上旬~4月上旬頃
花粉の飛散開始時期は、例年よりもやや早めで、飛散量は非常に少ない見込み。
●近畿・中部・北陸地方
●花粉の飛び始め・・・2月中旬頃
●花粉のピーク・・・3月上旬~4月中旬頃
花粉の飛散開始時期は、例年よりもやや早めで、飛散量は例年並みの見込み。
●東北地方
●花粉の飛び始め・・・2月上旬頃
●花粉のピーク・・・4月上旬~5月上旬頃
花粉の飛散開始時期は例年並で、飛散量は例年よりもやや多い見込み。
■花粉症と東洋医学
花粉症の東洋医学的考え方は 2016年2月26日 記事 に詳しく書いてあるので参考にしてもらいたい、今回とは別のツボも紹介しているのでぜひご覧下さい。
■花粉症に効くツボ ~ 鼻づまり編 ~
「花粉症」といっても くしゃみ・鼻水・鼻づまり・目のかゆみetc.様々な症状があるように、お灸での花粉症治療も症状や目的に合わせて様々な「ツボの組み合わせ」がある。今回は「鼻づまり」にターゲットを絞ってツボをご紹介。
●神庭 しんてい
※顔の中心線上、眉毛の上部から指4本分の場所
鼻づまりの人は押すと圧痛があるはず。慢性鼻炎、慢性副鼻腔炎などに用いられ、頭痛・めまいてんかんにも効果が期待できる。東洋古典医学書には「意識を失った時」このツボを用いたという記述がある。
●太陽 たいよう
※眉尻と目尻の中間にあるこめかみのくぼんだ場所
こちらのツボも押せば圧痛があるはず。側頭筋や外眼筋に刺激を与えることができるので目や鼻周辺の筋肉を緩め鼻の通りが良くなる。
●鼻通 びつう
※小鼻より少し上のへこんだ所。鼻を縦に長さを採った時の真ん中あたり。
名前の通り鼻の通りに有効なツボ。副鼻腔の一部である上顎洞の位置にあるツボ、鼻の新陳代謝を促す効果が期待できる。
●迎香 げいこう
※小鼻のすぐ横。
鼻水、鼻づまりの代表的なツボ。「香りを迎える」という名前が付いているように、臭いがわからない臭覚異常にも用いる。
以上の4箇所に就寝前などに毎日、3~5壮のお灸を施してあげて下さい。「あちっ!!」と感じたら止め時です。
■今回は「せんねん灸」がおすすめ
今回は施術部位が「顔」ということもあり注意が必要!慣れない方には、いつも おすすめしている「カマヤミニ」よりも「せんねん灸ソフト」それも「煙が出ない」タイプが適しているかもしれない。「もくもく燻されなきゃ お灸じゃない★」という お灸硬派な方は、いつも通り「カマヤミニ」でどうぞ 笑。
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■花粉症による鼻づまりは大腸・肺に起因する場合も
上記4つのツボの中で「迎香」が一番、重要。
迎香というツボは「手の陽明大腸経(ようめいだいちょうけい)」という、大腸や排泄に関わるツボの仲間に属している。「出るものはきちんと出す」「通り抜けをよくする」といった作用があるツボ。
その上、東洋医学では大腸と一番関係が深いとされている臓器は「肺」。肺の呼吸も大腸による便の排泄も、「必要なものは身体に取り込み、不要なものは出す」と共通している。
また、鼻は「肺の門戸」といわれている。肺気(呼吸など肺の働き)が正常ならば本来、鼻水・鼻づまりに悩むことはありえない。「鼻に何らかのトラブルがある場合、肺が弱っている」と東洋医学では考える。
肺と鼻の調子を整える食べ物・飲み物は沢山ある。昔から伝え続けられているのは「季節の果物」であり、最近 注目され その効能も実証されているのは「ハーブティー」である。
■肺と鼻の調子を整える季節の果物
●春 3月~5月
国産オレンジ いちご 夏みかん グレープフルーツ
●夏 6月~8月
さくらんぼ すいか ぶどう もも
●秋 9月~11月
いちじく くり なし すだち
●冬 12月~2月
いよかん みかん 国産レモン はっさく
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■肺と鼻の調子を整える純国産ハーブティ
花粉症に良いとされるハーブは色々あるが某東洋医学月刊誌(医道〇日本)や民間療法情報誌で取り上げられ話題沸騰中なのが「べにふうき」である。
この お茶がなぜ花粉症に効くかと言うと、人体には外部から入ってくる病原菌なのを排除してくれる「免疫」という機能がある。大変重要ですぐれた機能ですが、時として過剰に反応してしまうことが…これがアレルギー。
アレルギー疾患にかかると「lge抗体」が生まれ、「ヒスタミン」という物質を放出します。 これがつら~い鼻水やくしゃみの原因。 ”べにふうき緑茶”に含まれている成分のメチル化カテキンには、ヒスタミンの元である「lge抗体」を抑制する作用がある。メチル化カテキンは、”べにふうき”にしか含まれていない。
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就寝前の束の間のひと時に、「季節の果物&べにふうき茶」を嗜みながら「お灸タイム」実践してみて下さい!
ストレス、暴飲暴食、寝不足などで身体の免疫力が低下すると花粉症の症状は悪化する。花粉症の時期に風邪を引くと、重篤なアレルギー症状が出るケースもあるので、バランスの取れた食事、十分な睡眠を心がけ、体調を整えましょう。
sh!!bash!
「花粉症2016 お灸でツボ刺激 鼻づまり編」への1件のフィードバック