身体の不調はこれが原因!?ジュニアスイマーも要注意の“貧血”

新しいシーズンが始まり新チーム・新体制で始動した10月。
新しい環境のもとジュニアスイマーのみなさんは、毎食しっかりご飯を食べていますか?
夏の疲れが残り食欲が減退し、最近どうも疲れやすい、めまいや息切れ、といった体調面での不調を感じている選手はいないでしょうか?
気力はあるのに身体がいうことをきかない・・・もしかしたら鉄不足による“貧血”が原因かもしれません。

今回は、スポーツ選手にとって大敵といわれる「貧血」について解説してみたいと思います。

■ アスリートは貧血になりやすい

9月~10月にかけての この時期は夏の疲れが最も出やすい時期です。
特に最近、疲れているなぁと感じる以外に「立ちくらみやめまい」「練習中の息切れ」「練習についていけない」「すぐにバテてしまう」などの体調面での不調を感じることが多いジュニアスイマーがいたら、「貧血」もしくは「貧血予備軍」かもしれませんので注意が必要です。

■ 貧血とは

貧血とは、血液中の赤血球数や赤血球の中に存在するヘモグロビンの濃度がある一定の基準値よりも少なくなった状態。
スポーツによって引き起こされる貧血の多くは血液中の鉄不足によるもので、ヘモグロビン濃度が基準値以下の状態を「鉄欠乏性貧血」といいます。

ではこのヘモグロビンが減るとどうなるのでしょうか?
血液中に存在するヘモグロビンは酸素をカラダの隅々まで運ぶという重要な役割を担っています。
そのヘモグロビンが減少してしまうと、当然運ばれる酸素量も減り、体内に十分な酸素が行き渡らなくなってしまいます。
エネルギー代謝に必要な酸素が不足することによって、息切れしたり、バテやすくなってしまうのです。
当然パフォーマンスにも影響が出てきます。

貧血の要因としては、ヘモグロビンの材料であるたんぱく質や鉄分の不足が挙げられますが、スポーツ選手が貧血になりやすい理由としては、発汗による鉄の損失、足裏への衝撃(走る時の接地など)による赤血球の破壊などが考えられています。
特に夏場は発汗量が多く、食欲が減って栄養不足になりやすい条件がそろっているので、この時期は特に貧血に気をつける必要があるのです。

体内の鉄はヘモグロビン以外にも、肝臓や脾臓などに貯蔵鉄として存在しており、順番としては貯蔵鉄から減少し、貯蔵鉄を使いきった後にヘモグロビンが減少していくため、ヘモグロビンが低下したときは既に体内の鉄は非常に少ない状態です。
できるだけ早期に発見し、予防に努めることが大切。
自分はもしかしたら貧血かもしれない、と心配な選手は、早めに血液検査を受けてみてください。

■ 貧血を予防するための栄養強化

貧血予防の第一歩としては、ヘモグロビンの材料となる鉄分とたんぱく質の強化を意識しながら、バランス良く毎食しっかり食べることがポイントです。
鉄は吸収されにくい栄養素なので、レバーや牛肉(赤身)などの動物性のたんぱく質と比較的吸収がよいと言われるヘム鉄の多い食品を意識して食べるようにしましょう。

鉄の吸収を高めるポイントとしてはビタミンCと一緒に摂ることです。
色の濃い野菜や甘酸っぱい果物などを積極的に摂るように心がけましょう。

日頃から貧血傾向にある場合は、鉄の吸収を阻害する成分(タンニン)を含むコーヒーや緑茶などよりは、麦茶や玄米茶がおススメです。
また、加工食品や清涼飲料水(ジュース)などに多く含まれるリンは鉄の吸収を妨げるので摂りすぎに気をつけましょう。

アスリートに必要な鉄分量は、一日に20~25mgを目標にしたいところですが実際、3食でこれだけ摂るのはなかなか大変なことです。
そんな時はサプリメントを上手に使うと良いでしょう、手軽に効率良く、鉄分を補うことができます。

 




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